世界

Last-modified: Wed, 11 Aug 2021 12:25:45 JST (992d)
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 募集シリーズの舞台や登場人物などについて。
 

舞台

 
舞台
 地球から旅立った古代人たちが見つけた、地球によく似た惑星が主な舞台。この星もまた、現人類から地球と呼ばれている様子。
 
 
 

登場人物

 
 登場人物1人ひとりの詳細については、登場人物の各ページをご覧ください(メニューバーの「登場人物」をクリックするとリンクが展開されます)。
 
 
 
人類
 人々。亜人なども登場する。
 盗賊たちが地球と呼ぶ星に住む人々は、ほとんどが銀蜘蛛の解放したセーブデータから生まれた人々の子孫だと思われる。
 彼らは遺伝子操作などをされてない(?)こともあってか、古代人たちのように膨大な寿命があるわけではない。
 
セーブデータ
 宇宙に旅立った古代人たちが、絶滅する危険性を小さくするために作ったもの。「人類のDNA情報+身体」のようなものか。
 古代人たちの宇宙航行が安定してきた頃には、セーブデータの更新は行われなくなっていたようで、少年(ユー)の何世代か前で更新が止まっている。
 人類だけでなく、牛などもセーブデータに保存されていたのかもしれない。
古代人
 勇募~アイ募の時代から遥か昔(6万年ほど前まで)に生きていた人々。
 老いや寿命、病気などを克服し、さらには数千年もの間、技術が毛ほども進歩しなくなったことで人類という種を極めたと考えるようになり、今後の衰退や何かによって滅ぼされることを嫌って、自分たち自身で有終の美を飾って終焉を迎える。
 だが、あのトリガーでさえ、時間遡行が可能であることを知らなかったほか、時おり人の力に驚嘆しているので、彼らの考えは誤りであったと言っていいのかもしれない。
 また、少年(ユー)や赤姫のように、新たな星での生活に胸を膨らませる人々もいたが、それを許さない大統領の策略とトリガーの想いが重なり、彼らはモンスターへと変質させられる。
 大多数の古代人たち(少年(ユー)曰く、全人口の98%が賛成らしいけど嘘だと思う)が終焉を望んでいたようであるが、新たな星への移住を望んだ者も一定数いたようである(艦隊2船分くらいか)。
 作中で回想以外で登場するのは、ユー・赤姫・大統領の3人だけだと思われる。
勇者
 勇者因子(トリガーウィルス)が覚醒した者。
 全ステータスが高いうえに(認識次第で)全属性を扱え、さらには魔族・魔王に対する特効力を持つ。その力は、「自身あるいは大統領を破壊させたいトリガーの想い」が現れたもの。
 (正式な)勇者は同時に二人以上存在できないとされる。
勇者因子(トリガーウィルス)
 同時代に世界中で一人だけに現れるとされる、勇者の証。
人造勇者
 王国の完成・発展させている研究によって、(擬似的に)勇者の力を得た人々。
 ステータスが高く、一般的な六属性を全て扱える(認識次第では欠陥属性も扱えるのかもしれない)が、(正式な)魔王を倒すことはできない。
 作中で登場する人造勇者は、少なくとも32人か。
五人の勇者
 正しき未来を勝ち取るためには、五人の勇者が集まらなければならないとされる。
五柱
 勇者に次いで世界最強とされる五人。
 「長・皇・王・帝・聖」の五つの称号に、その者の職業を合わせた名前になる。
 作中での登場が明らかになっているのは、魔導長・護皇・射王(アイ募・第二部(?)~第三部、第四部)・賢帝・ものつくり帝(アイ募・第二部~第三部)・聖騎士・聖母(アイ募・第三部)の7人。
亜人
 もこもこと人のハーフのような人々。彼らは皆すべて人外少女の子孫、かもしれない。
 竜亜人や亜人王たちが亜人の市民権運動をしていた頃と比べると、(勇募~)アイ募の頃には亜人の社会的地位は向上しているようだが、竜亜人の伝説の影響もあってかまだまだ差別的な境遇にあり、亜人への嫌悪や恐怖から迫害を受ける。そしてその結果、戦争が起きてしまう。
人外少女
 亜人の母。
 もこもこ。銀蜘蛛から身を守るために人の姿に擬態。セーブデータの解放後は、人類から身を守るためにもそのような姿であったか。
 詳細は不明だが、初代勇者・銀蜘蛛とともに旅をしていたので、現人類の母とも言えるのかもしれない。作中での登場は無い。
猫亜人三大希少種
 猫亜人の三大希少種。白雪・紅蓮・蒼天の三種で、それぞれが特別な力を持つ。
 生ける宝石とも呼ばれるが、彼らの境遇はそんなに綺麗なものではない。
 白雪
  雪のような純白。床や壁、銃などの無生物とも話すことができる。レンがその一人。
 紅蓮
  燃えるような鮮紅。どんな生物とも意思疎通することができる。決して痛い妄想などではない。調教師がその一人。
 蒼天
  透きとおるような蒼々。大地や風などの自然とも話すことができる。十代目がその一人。
竜亜人
 鬼亜人と並び、亜人最強種と称される。
 回復能力が異常に高い。自尊心がとても強いと思われる。竜のような飛行能力は無いのかもしれない。
 災厄の象徴。竜骸の渓谷で暮らしており、人前に姿を現すことは滅多に無いと思われる。
 竜亜人の伝説の影響で、亜人のなかでも激しい差別を受け、命を落とす竜亜人も多かったが、竜子がある館の主(ピエロ)と取引したことで自分たちの住み処(竜骸の渓谷)を得、落ち着いた暮らしをしていたと思われる。
 自動蘇生
  竜亜人特有のスキル。竜の生命力と、人の生への執着が生み出す奇跡の技。魔力がある限り自動で蘇生する。
  災厄の象徴。この力を持つ者が現れると、世界は大きな転換期を迎えると言われている。
 竜亜人の伝説
  災厄。第八代目魔王が討伐されてすぐ(酒募の頃から60年ほど前)に、竜子の父・竜亜人が引き起こした大量虐殺。魔王からの被害を大きく上回る凄惨な事件。犠牲者の数は推定不能で、数百万とも言われる。一部の亜人とともに世界征服を狙った竜亜人だったが、亜人王と鬼亜人(鬼人か)によって倒された。生存者の少なさや権力者の根回しなどの影響か、公の記録には残らなかったとされているが、その分人々の記憶に深く刻まれた。国家の三傑のような立場になって初めて開示される情報とのこと。
  しかし亜人王によると、我を失った竜亜人と7つの死体があったこと、そして友人であるからこそ彼を止めたことは事実であるが、言い伝えられているような災厄は起きていないとのこと。つまりこの伝説は、亜人を快く思わない者や利権を得たい(手放したくない)者たちによる壮大な創作だと思われる(人類の発展を妨げたいトリガーの介入などもあったかもしれない)。代表と竜子のやり取り(アイ募・第四部)の様子を見ても、こちらが真相だと考えていいだろう。
 
 
 
古代ロボット
 古代人たちと共に生きていたロボット。
 Qやトーレ、テンテンなど、非常に高度な能力を持つロボットが登場する。
 
トリガー
 『執事』『男の子』『巻き角の青年』
 全知全能をも思わせる存在。赤姫の友・執事がトリガーシステムの影響を受けた姿。
 作中一混沌とした人物かもしれない。古代ロボット。人間の男の子の姿(勇募の頃で、少年の姿。酒募の頃で、青年の姿)。頭に角。
 初代魔王。人類の黄金の歴史を護る者。人類最後の希望の鐘。トリガー自身の耐久力はあまり高くないようで、実力者の奥義などで充分に倒せる様子。
 
 
 
妖精
 時間に関する能力を持つ。
 ぱぴぷぺぽっち・らりるれろっち等がこの種族。
 
 
 
精霊
 魔力体。魔力の消費量が激しいため、大量の魔力消費を可能にする、妖精郷に居ることが多い。
 
 
 
モンスター
 かつて、現人類の住む地球に移住しようとしていた古代人たちが、トリガーによって変質させられた姿。
 幻覚使いやミノタウロス、バジリスクなど様々なモンスターが登場する。
 
 ドラゴン。生態系の頂点とされる。(基本的には)飛行能力がある様子。
 
 
 
魔族
 モンスターとは一線を画す存在。
 魔王因子(トリガーウィルス)の影響を受けていると推察される。その姿は様々だが、二足歩行をする者がほとんどか。
 
人造魔族
 人間によって再生、造られた魔族。主導者は研究員か。
魔造魔族
 魔王軍によって再生、造られた魔族。主導者は腹黒(別ルート)か。ケンタウロス(西の女王)曰く、大したことない。
 
 
 
魔王
 アークエネミー。勇者が絶望や憎悪に染まった姿。本当に大事なものを持っていることも、魔王化の条件の一つ。
 全ステータスがとても高いうえに(認識次第で)全属性を扱え、さらには(正式な)勇者以外からの干渉を無効にする。
 (正式な)魔王は同時に二体以上存在できないとされる。
 
魔王の骨
 サタンボーン。まるで魔王の一部分で作られているかの如く、異常な力を持つとされる伝説のアイテム。
 その正体は、魔王の純粋な想いとエネルギーの結晶体。魔王のとても大切なものに宿る。絶大な力を持つが、負の感情に囚われた者が使うと破滅するのかもしれない。
 作中で登場するのは、王冠・ナイフ・腕輪・ペンダント・目玉・指輪・石板・ワニの剥製の八つ(十五個)。杖・石の心臓・メダルの三つは未完成に終わる。
 別ルートの魔王の骨も、正史ルートのものと概ね同じものか。
王冠
 初代勇者・銀蜘蛛が大切にしていたもの。人外少女が海辺で拾った、おもちゃの王冠が変化したもの。
 作中では、熊亜人が使用。
ナイフ
 第二代目勇者・桃鳥が大切にしていたもの。彼女の母から贈られたナイフ。
無亜の腕輪
 第三代目勇者・茶肌が大切にしていたもの。彼と一緒に旅をした、病弱な少女が作った腕輪。
 名前がいつ付いたのかは不明。
 作中では、代表から渡された牧師が使用。
ペンダント
 第四代目勇者・腹黒が大切にしていたもの。彼を追っかけていた、職業・戦士の少女から贈られたペンダント。
目玉
 第六代目勇者・蝿男が大切にしていたもの。死の呪いをかけられた、自身の眼。
指輪
 第七代目勇者・ウェイトレスが大切にしていたもの。彼女の弟から贈られた指輪。
 作中では、ウェイトレス→大勇者→天使→闘士→盗賊と渡った後に、勇者が装着している。
石板
 第八代目勇者・大勇者が大切にしていたもの。最愛の妻から贈られた、赤の手紙が変化したもの。
 作中では、聖騎士が使用しているのかもしれない。
ワニの剥製
 第九代目勇者・魔王勇者(別ルート)が大切にしていたもの。彼女の母・白ワニ(別ルート)の亡骸。
 作中では、魔王の骨として完成する前に、魔王勇者(別ルート)と融合した。
 
人造魔王
 研究員主導の研究で誕生した人物。勇者に似た少女。
 思慮深いとは言えない性格。マント。
 
 
 
もこもこ
 現人類の住む地球に元々存在する生物の頂点にして最後の生き残り。ポケモ○のメリープのような、かわいらしい姿(第三世代・四大支柱もこもこは違うかもしれない)。歴代の魔王たちによって、霊山に封印されていた。
 酒募の頃から6万年ほど前に、古代人たちとの戦いで絶滅しかけ、その経験から彼らへの羨望と復讐心を抱くようになり、「人類の知識を得ること・人類を絶滅させること・自分たちの住み処を作ること」を目的としている。
 酒募の頃に、封印が弱まってきたために霊山から脱出する。その後、一時的に勢力を拡大するが、東の王国を中心とした王国連合に聖騎士率いる竜騎士軍団が加勢したことなどもあって敗戦。ほぼ全てのもこもこが人類に対する恐怖を植え付けられる、あるいは絶命した。
 
第一世代もこもこ
 偵察型のもこもこ。寄生した宿主の身体を大きく作り変えてしまうのが特徴。初めに霊山から脱出した。
 リボンの少女などに寄生したのが、このタイプのもこもこ。
第二世代もこもこ
 第一世代もこもこの発展型。寄生した宿主の身体をあまり作り変えずに、その能力を使うことができる。テレパシーなどを駆使した情報交換も得意。
 戦闘能力が非常に高い第三世代もこもこを生み出すが、その戦闘力を背景に彼らから凄まじい差別を受ける。
 ツインテもこもこや紫もこもこが、このタイプのもこもこ。もこぞうなども、このタイプのもこもこか。
第三世代もこもこ
 戦闘能力に非常に優れる。得意分野に特化していることが多い。第二世代もこもこを劣等世代と呼び、徹底的に差別している。彼らのような創作能力は無い。
 槍型もこもこ、飛行もこもこ、司令官もこもこなどが、このタイプのもこもこ。
上級もこもこ
 国家の三傑でも、一人では分が悪いような相手。
四大支柱もこもこ
 もこもこたちの切り札的存在。陸王・海王・空王・宇宙王もこもこの四体。いずれも凄まじい戦闘力を誇る。
 もこもこ討伐戦では、おそらく修復作業が完全に終わる前に戦線に投入され、そのせいもあってかいずれの四大支柱もこもこも撃退される。
 
 
 

地域

 
王国
 東西南北の王国の中央に位置する王国。
 勇者パーティの初期メンバー全員の出身地。人造勇者の研究に力を入れ、完成・発展させていることもあり、東の王国と並ぶ大国と言っていいのかもしれない。
 統治者は、大剣士の父→王様→新王→中央の王(→マッスルひげ)。
 トップスリーの呼び名は三騎士。三騎士は、吟遊詩人・絵師・軍師・オーズ・フォーゼ。王様・大賢者の剣賢コンビも三騎士だったのかもしれない。
 大勇者パーティが魔王討伐の旅をしていた頃は、唯一の国家。その後、東西南北の王国の独立などで領土が縮小した様子。
 北の王国と同盟関係か。(少なくとも)新王が国王の間は、西の王国と同盟関係か。
 
 
 
東の王国
 東方の王国。和風な国。魔法王国と隣接しているかもしれない。
 実力者から兵の質が高いと評されるなど国力は高く、最も国力の高い国とも言われる。また、八代目勇者・大勇者の出身地が領土内にあり、国としての地位も高い。
 統治者は、東の王。
 トップスリーの呼び名は三強。三強は、聖騎士・東の王・剣豪・通信師・符術師・魔剣使い。
 剣豪を始めとする三強にも極秘で、勇募の頃から魔王軍と同盟を結んでいる。
 
剣の町
 剣豪や侍、キバ、魔剣使いの故郷。果物などの名産地であり、特に美味しいのが林檎とのこと。
丘の洋館
 魔剣使いの実家か。ヤミパーティが一時住んでいた。
 
 
 
西の王国
 西方の王国。黄金王国に隣接していると思われる。
 この国のギルドは、ギルドの聖地のような存在であり、勇者パーティの4人(盗賊・賢者・魔法使い・闘士)や西の王たちもこの国のギルドで修業した。
 統治者は、西の女王→西の王。
 トップスリーの呼び名は三本角。三本角は、変化師・槍兵の突き技コンビとチンチンテンテン。
 勇募の時代に、魔王軍の襲撃と王国の陰謀が重なって壊滅してしまったが、西の王たちの尽力もあり、酒募の頃には見事に国が再建されていた。
 勇募の頃は、南の王国と同盟関係。(少なくとも)新王が国王の間は、王国と同盟関係か。酒募・アイ募間~アイ募の頃は、黄金王国と同盟関係か。
 
 
 
南の王国
 南方の王国。常夏の国、かもしれない。
 多くの亜人たちが暮らしており、資源も豊富に存在することから、他の国々から侵略される危険性が高い。
 統治者は、亜人王→南の王。
 トップスリーの呼び名は三獣。三獣は、亜人王・南の王・狐男・虎男。
 勇募の頃は、西の王国と同盟関係。
 
 
 
北の王国
 北方の王国。雪国。魔法王国と隣接しているかもしれない。
 モットーは「生き延びること」。他の国々から侵略を受けたことが一度もない。厳しい土地ではあるが、餓死者を一人も出さず、勇者討伐戦争で(元々の兵士の少なさもあるが)国別の死傷者数が最も少ないなど、力のある国。十代目パーティに勇者証明書を発行していたため、国の地位が高まった様子。
 統治者は、北の王。
 トップスリーの呼び名は三隊長。三隊長は、召喚士・人形師・紳士・狩人。
 王国と同盟関係か。酒募・アイ募間の頃から、魔法王国と同盟関係かもしれない。
 
雪の町
 レンの故郷。勇者が踊子と出会った場所。レンの居た教会などがある。
 
 
 
魔法王国
 王国から東南にある国だと思われる。東の王国・北の王国と隣接しているかもしれない。酒募・アイ募間の頃に、国として正式に認められた。
 統治者は、魔導長。
 トップスリーの呼び名は三砲。三砲は、疾風・迅雷。もう一人の三砲は、魔導長かレン、人形師(アイ募・一周目)、あるいは空席か。アイ募の頃には、レンも最上位戦力として認識されている様子。
 酒募・アイ募間の頃から、北の王国と同盟関係かもしれない。
 
 
 
黄金王国
 西の王国に隣接している国だと思われる。酒募・アイ募間の頃に、(再び)国として正式に認められた。
 統治者は、姫。
 トップスリーの呼び名は三金不明。トップスリーは、参謀長・突撃長・潜入長だと思われる。
 酒募・アイ募間の頃から数十年前に攻め滅ぼされたが、黄金に輝く栄光の歴史があった模様。アイ募の頃に、かつて王族が使っていたとされる黄金の猫じゃらしが破格な高値で取引されていたことからも、当時の光景が窺える。
 召喚士の奥義・幻想召喚で召喚された黄金王は、この王国の王だったと思われる。ウェイトレスは彼本人に会ったことがあるらしく、そのことを手紙で大勇者に自慢している。
 西の王国と同盟関係にあると思われる。
 
 
 
失われた王国
 かつて繁栄を極めた、砂漠の王国の遺跡。砂漠の中にある。人々はこの地を楽園と呼ぶ。
 様々な人種や動物、モンスターたちが仲良く暮らしている。物々交換や、労働と物の取引などで経済が成り立っており、貨幣は意味を成さない。果物などがとても美味しい。
 
 シャーマンが住んでいた塔。
修練の塔
 文字通り修行場。芸術が爆発しそうなデザイン。時間旅行の一種。歴代の勇者たちが待ち受ける。
 
砂漠の王国
 かつて砂漠に繁栄を極めた王国。酒募の時代から数千年前、ヤミが勇者の時代に滅亡した。
 おそらく、この国の国王は五代目(ヤミ)だったと思われる。そして、その五代目の人望の高さなどが気に入らなかった、彼の友人・古の王によって滅ぼされたか。
 
 
 
砂漠
 失われた王国や砂漠の迷宮がある。砂上船が通っている様子。
 
砂漠の迷宮
 失われた王国から東に10kmほどの所にある。盗賊勇者を助けるためにカブトと戦った場所。
 
 
 
南の島
 南方の島。勇者家が住んでいた。守り神は、火の精霊。
 
 
 
妖精郷
 妖精たちが飛び回り、優しい光で満たされた幻想郷。時の流れ方が特異。
 妖精に導かれた者しか入れず、この地への入り口を知る人間はあまりいない。
 魔力消費に適した環境。精霊の恩恵により、食物が潤沢・絶品。
 この地を治めるのは、土の精霊。
 
 
 
死の砂漠
 作中屈指の難所。分布の詳細は不明だが、作中では、南の王国と魔王城(九代目魔王)の間に広がっていることが確認されている(勇募の頃)。
 砂漠の風のアジトや砂漠の聖域がある。
 
砂漠の聖域
 隠しダンジョン。亜人にとって大切な場所とのこと。砂漠の風の首領であった大盗賊でさえ、その位置を知らなかった。
最深部
 地下七十階。緑色に輝く、ウェイトレスお気に入りの場所。訪れた者の希求を問う天使がいる。
 この場所は、あのトリガーでさえ覗き見ることを許されない(砂漠の聖域全体がそうなのかもしれない)。
 
 
 
暗黒森林
 闇競売場がある。
 
 
 
竜骸の渓谷
 竜亜人たちが暮らす渓谷。住んでいる竜亜人は数十人か。
 
 
 
風の大谷
 アイ募・第三部で、聖騎士が魔王勇者(別ルート)らと戦った場所。聖騎士や竜騎士軍団の本拠地かもしれない。
 
 
 
霊山
 人の寄れぬ神域。歴代の魔王たちによって、もこもこが封印されていた。
 
 
 

三技

 
三技
 戦闘などで重要な三つの要素。スキル・魔法・奥義から成る。
 なお、「酒場で戦士募集したら勇者が仲間になった5 res number 2」にて、作者から設定崩壊していることが告げられた。
 
スキル
 体力や魔力を消費して発動される。
 攻撃や補助など、様々なスキルがあるが、居合やインビジボォのように適宜発動させる「スキル」と、見切りやシリアスキラーのように常時(あるいは特定の条件下で)絶え間なく発動される「常時発動スキル」とに大別される。ただ、厳密な分類は作者でも難しいのかもしれない。
 常時発動スキルの多くは、自分の意思で止めることができると思われる。また、常時発動スキルは、使用者の体力や魔力が危険水域に達すると自然に止まるが、ポニテは結構な苦労をしていた様子。
魔法
 魔力を消費して発動される。
 スキル同様に様々な魔法があるが、紋章を描くことによって発動される紋章魔法と、呪文を唱えることによって発動される詠唱魔法とに大別される。
 かつては紋章魔法が主流の時代もあったが、四代目勇者・腹黒が発明した詠唱魔法が次第に広まり、勇募~アイ募の時代でも詠唱魔法が主流である。作中で紋章魔法を発動させたのは魔法使い・東の王・腹黒(別ルート)の3人だけか。
 サキュバス(大魔法使い)は、作中で簡易詠唱魔法・無詠唱魔法を披露しているが、簡易詠唱魔法はもちろん、無詠唱魔法も詠唱魔法系の魔法か。
 スキルとの厳密な分類は難しいのかもしれない。なので俺的には、魔法は「攻撃・防御・上昇・封印・生成・治癒」の六つで、あとはスキル・奥義に分類される、とかでも分かりやすくて良いんじゃないかとか思ったりする。
 紋章魔法・詠唱魔法は、スキルや奥義を発動させる際に「魔法陣を描く」・「スキルや奥義の名称を発声する」ことと関係があるのかもしれない。
魔力
 魔(を打ち倒す)力。三技の発動の際などに使用される。
 環境適応因子(宇宙空間など様々な場所で生存・行動するための力)が生み出す特殊なエネルギーを、少年(ユー)が応用して発明したもの。
 その発想は、誰もが思いつくようなものであったが、当時はそれを実行する必要性が無いと考えられ、誰もやらなかったとのこと。
 魔力には、ユー・腹黒・トリガーのような者でも不明な点がたくさんあるのかもしれない。そんな不思議な魔力がきっとある。
属性
 魔法には、呼吸と同じくらい自然に属性が付与される。一人が持てる属性は基本的には一つ。
 一般的な属性は     の六つ。それらの属性にはそれぞれ得意分野があるようで、火-攻撃 風-補助 氷-攻撃・補助・回復 土-身体強化 雷-攻撃・補助 水-治癒とされる。
 また、上記の六つの属性以外にも属性があり、それらは欠陥属性と呼ばれる。扱いが難しいものがほとんどだが、強力な効果を持っていることもある。作中で登場する欠陥属性は 黄金   の五つ。欠陥属性の所有者はラッカーと呼ばれるが、一般的な六属性に比べると人数は大分少なく、社会的地位は亜人と同程度と言われる。
 さらに、属性を付与せずに無属性の魔法を発動することもできるが、難易度は高いとのこと。攻撃魔法の頂点と言われる魔導長は、この無属性の魔法を得意としている。
レベル
 紋章魔法については不明だが、詠唱魔法はその威力をレベルで表されることが多い。
 レベルは「1~4」までとされるが、作中ではレベル5魔法を発動する者も登場する(腹黒・腹黒(別ルート)・参謀長・聖騎士・魔法使い・魔導長・ポニテ・ビィの8人か)。
 また、魔法ではない攻撃などの威力を測る際に、魔法のレベルを物差しのようにすることがある。なお、作中の測定で最も高い数値を示したのは、宇宙王もこもこの攻撃の際の「12」(勇者討伐戦争で魔王勇者が放った一撃と同程度)。
 ただ、実際に発動される魔法の威力はレベルによって決まりきっている訳ではなく、変化師が「ポニテのレベル3魔法を、自分のレベル2魔法で上回れる」と言ったように発動者の実力に依るところがあるが、「「威力=レベル」+同レベル間で差があることも多い」くらいのほうが俺ら的に分かりやすいかもしれない。
蘇生
 魔法には蘇生の効果を持つものもあるが、その習得は容易ではないと考えられる。
 また、「死後二十四時間が経過すると蘇生することは不可能」とされるほか、寿命が尽きている場合や蘇生不能攻撃などを受けていた場合も蘇生は不可能とされる。
奥義
 基本的には、体力や魔力を大きく消費して発動される、極めて強力な技。独自性が非常に強く、習得すると一人前とみなされる。
 また、作中で槍兵が奥義の切り替えを行っているが、いつでも瞬時に替えられるものではない様子があり、同時に複数の奥義を所有することは難しいのかもしれない。