歴代勇者

Last-modified: Sun, 04 Jul 2021 14:22:12 JST (1029d)
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 原初から第十代目までの十三人の勇者たち。
 
勇者
 勇者因子(トリガーウィルス)が覚醒した者。
 全ステータスが高いうえに(認識次第で)全属性を扱え、さらには魔族・魔王に対する特効力を持つ。その力は、「自身あるいは大統領を破壊させたいトリガーの想い」が現れたもの。
 (正式な)勇者は同時に二人以上存在できないとされる。
 
 
 
少年
 『ユー』
 始まりの勇者。魔力を発明する。
 古代人。黄金の鎧(作・姫)。マント。「……」。b
 勇者の起源。原初の勇者。ルートの力を使う。特に防御力に優れる。武器は二振りのレイピア。赤姫と仲が良い。
 
 詳しくは古代人・古代ロボット/ユーの項目をご覧ください。
 
   「……俺はあきらめねぇ……絶対に、いつか、お前を倒しに戻ってくるからな!!」
 
        
 
ルートの力
 運命ブレイカー。自分の望む未来を引き寄せる。
 少年(ユー)はトリガーのコアに触れたことで、この力を得た。
 
二段突き
 二段を突く攻撃。
防御剣
 剣を鉱石のようなもので覆って防御する。土属性特有のスキルか。
効果付与
 攻撃などに力を付与する。
武器破壊
 相手の武器を破壊する効果を付与する。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
勇者ラッシュ
 ユーの奥義。幾千もの光の筋。
募集剣
 始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。
 
赤の剣
 ファイナルウェポン。少年(ユー)の家の家宝。
 ミサイルに変形した場合は、問答無用の破壊兵器だと思われる。ミサイルが発射されてから発動するまでに時間があるようで、その間に対処することも可能。
青の剣
 ファイナルウェポン。コアの使用キー。少年(ユー)の家の家宝。
 
 
 
銀蜘蛛
 現人類の父。セーブデータの解放者。
 古代ロボット。四足歩行の蜘蛛型ロボット。人外少女が海辺で拾った、おもちゃの王冠を大切にしていた。ロボット風ナクチョウダヨ。
 初代勇者。元々はテラフォーミングを担当。機体の表面にある特殊な凹凸の効果も相俟って、凄まじい防御性能を誇る。ガトリングやレーザー、ワイヤーなどの強力な兵装を用いるほか、ファイナルウェポンである赤の剣・青の剣を持つ。テンテンとは旧知の仲か。
 
 1人でいる人外少女を不憫に思い、彼女の仲間を増やすために一緒に旅に出る。なお、彼女がもこもこであることには気づいていなかった。
 セーブデータを解放するためにトリガーに戦いを挑み、秒殺した。
 
   「……アノコタチノミライガ、アカルイモノデアリマスヨウニ」
 
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
赤の剣
 ファイナルウェポン。少年(ユー)の家の家宝。
 ミサイルに変形した場合は、問答無用の破壊兵器だと思われる。ミサイルが発射されてから発動するまでに時間があるようで、その間に対処することも可能。
青の剣
 ファイナルウェポン。コアの使用キー。少年(ユー)の家の家宝。
 
 
 
桃鳥
 その再生能力でほぼ全ての攻撃を無力化する。
 不死鳥亜人。鉤爪足。母から贈られたナイフを大切にしていた。って私思っちゃいます。
 第二代目勇者。
 
   「借り物じゃない君の力。それに気づけば、きっと君はもっと強くなれる」
 
     
 
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
(桃鳥の奥義)
 桃鳥の奥義。名称不明。展開したフィールド内の回復力を全て自分のものにする。さらにフィールド内にいる敵を、耐性を無視して焼き続ける。
 
 
 
茶肌
 最速の勇者。秘宝・呪いの槍の使い手。
 黒虎の部族出身か。最も好戦的な勇者と言われる。茶肌。一緒に旅をした、病弱な少女が作った腕輪を大切にしていた。こんな感じの、口調で、話す。
 第三代目勇者。戦士な勇者。
 
 忌み嫌われて一人で旅に出るが、一緒に旅をした病弱な少女がいるようである。
 
   「何か、掴んだみたいだな……いいだろう、行け。お前達の覚悟、見せてもらった」
 
     
 
魔力切り
 魔力体にも有効な攻撃。
三段突き
 相手の回避を予測しながら突きを二度放ち、最後に本命の突きを放つ。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
呪いの槍(秘宝)
 伝説の秘宝。茶肌の伴侶。銀色の長槍。刺したものの寿命を削りきる。
 「狙いをつける→構える→突き出す」の順に行動することで効果を発揮するが、構えてから突き出すまでに槍の射線が動いた場合は効果を発揮しない。
 
 
 
腹黒
 『五代目魔王』
 伝説の魔法使い。詠唱魔法や時属性魔法の発明者。
 参謀長や研究員の先祖。
 人望に厚く有能で礼儀正しい、とは表の顔。腹黒に憧れる、職業・戦士の少女に追っかけられていた模様で、彼女から贈られたペンダント(その子の顔が描かれている)を大切にしていた。丁寧な口調で話します(分かったかお前ら)。
 第四代目勇者。千種の魔法の使い手。レベル5魔法を発動できる者の一人。
 
 一切姿を見せることなく四代目魔王(茶肌)を完封した。
 
   「これでよし。さ、行きなさい。貴方方が歩む道は(お前らが弱いせいで)とても険しい道でしょうが、それでも頑張ればきっと開けますよ」
 
      
 
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 この時代の主人公は、腹黒を追っかけていた職業・戦士の少女だったそうだが、腹黒も主人公補正を持っていたのかもしれない。
 
 
 
ヤミ
 『五代目勇者』『アンシュ』『五代目』
 トリガーの分身。不死身の身体。
 吸血鬼。見た目は普通(?)の青年。金髪。整えられた髭。(黒い)甲冑。一人称は我だ。ヤミとアンシュのどちらがファーストネームなのかは不明。
 第五代目勇者。ヤミパーティの一員。滅亡した砂漠の王国の国王か。当時の王(古の王か)から、栄誉を称えられて贈られた杖を大切にしている。武器は(黒い)大鎌。
 
 友人・古の王との約束を果たし、与えられた辺境の地に、繁栄を極めた砂漠の王国を築き上げる。しかし、五代目の人望の高さなどが気に入らなかったのか、古の王に砂漠の王国を滅ぼされてしまい、自身の処刑の際には彼を返り討ちにする。
 その後、魔王化やメイドによる人格改変などの影響もあってか、大災害を引き起こしてしまったのではないかと思われる。
 
   「――我は人間を諦めたりはしないさ」
 
     
 
ライフドレイン
 相手の生命を吸収する。
レベルドレイン
 相手の強さを吸収する。
威圧
 相手を圧迫し、動きを封じる。
闇色鎌
 漆黒の鎌。六つの属性を付与した鎌を生成する。
テレパシー
 心の声での対話を可能にする。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
 
 
蝿男
 回避コンボの達人。ニートな勇者。
 死の呪いをかけられた、自身の眼を大切にしていた。www
 第六代目勇者。勇者パーティと気が合いそう。
 
 魔王に死の呪いをかけられて強制的に旅に出る。大災害後の世界を立て直した。
 
   「君達必中スキル持ってましたっけ?wwwwwwウェーーーイwwwww」
 
     
 
回避999コンボ
 相手は死ぬ。条件を無視して相手を倒す。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
 
 
ウェイトレス
 悲恋の天才人形師。
 大勇者の妻。
 めちゃかわ。年齢不詳、大勇者と出会った頃で千才くらい。弟から贈られた指輪を大切にしていた。
 第七代目勇者。魔王の骨の所持者。料理が死ぬほど不味い。
 
 大勇者たちとの出会いより千年ほど昔、勇者(魔王)人形とともに戦い、彼らからの情報もあって当時の魔王(蝿男)を難なく討伐、そして自身の魔王化との闘いが始まる。以前から人形たちにその話を聞き、思案を練り上げていた彼女は、魔王の力を自身の人形たちに分割する作戦を実行。逆にそれがきっかけで魔王になりかける危機はあったものの、見事に力の分割を成功させる。
 その後は寿命で死ぬつもりだったがそれができず、自身の奮闘をよそに争いを続ける人類に嫌気が差しながらも、たった1人で砂漠の聖域でとても長い間(900年くらい)暮らしていたが、退屈に耐えかねて町へ繰り出す。そこで人類の発展に触れたことで自分が成し遂げたことの尊さを実感し、昔のような暮らしを少しだけ楽しもうと酒場で働き始めた頃に大勇者と出会い、彼が次の勇者であることを確信。そして、互いに惹かれ合っていく。
 だが、大勇者への想いが強くなるにつれて、起こりうる悲劇的な未来への恐怖から不安もまた大きくなっていき、それを抱えきれなくなった頃に、眠らせておいたはずの人形たちが突然動き出してしまう。
 大勇者パーティが魔王人形を倒す度に、分割した魔王の力が戻ってきてしまうのを感じた彼女は、桃鳥人形が倒された後の酒宴の席で、本当の理由は明かさずに大勇者に魔王討伐を止めるように言うものの、やはり断られてしまい、避けられない運命を悟る。そして池の畔で大勇者と2人きりの時に、彼の望みに応えてある約束を交わす。
 その後、遂に最後の魔王人形・銀蜘蛛が倒される。大勇者たちを待ちきれないと判断した彼女は、彼らに直接真相と想いを告げることを諦め、それらを記した手紙を書き上げるが、魔王の力を抑えきれなくなり、王都の人々を傀儡にし、酒場のマスターや当時の王(大剣士の父)たちをもモンスターや魔族へと変質させてしまう。
 程なくして、本来よりも遅れて帰って来た大勇者といつもの酒場で再会した後に手紙を渡し、彼のことを大魔法使いに任せてガルーダとともに飛び立つ(途中、飛来してきた竜騎士はたった一撃で撃墜)。
 その後、砂漠の聖域・最深部にて1人でやってきた大勇者と再会し、お互いの想いを確かめあい開式。天使人形とともに戦い、最愛の宿敵との熱戦を心から楽しむ。そして、その時間は長くは続かずに一撃で勝敗が決まってしまうが、それでも彼女は嬉しそうだった。
 最期は気落ちする大勇者を元気づけながら諭し、指輪とともに世界の平和を夫に託して笑いながら亡くなった。
 
 修練の塔では七階で登場。ポニテに特性シチューおにぎりを御馳走した後、(作中での)最初で最後の稽古をつける。本気ではないものの、同時に展開した五体の魔王人形を相手に渡り合う三人の実力を認めて稽古を終えようとするが、自分の力に気づき自信満々なアッシュを見て、彼を試すように天使を繰り出す。が、一刀で斬り伏せられてしまい脱帽。そして、主人公補正のことなどを伝えながら三人と別れた。
 
 人形師としての実力が高いだけでなく、料理は壊滅的だが、およそ千年もの間魔王化を防ぎ、さらには指輪まで完成させた正真正銘の天才。
 
   「でしょ? 私のお気に入りの場所さ」
 
     
 
観察眼
 相手の実態を明らかにし、本質などを見抜く。眼が(きっと綺麗に)光る。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
(ウェイトレスの)指輪
 輝石の指輪。ウェイトレスが弟に、普通の女の子に戻った時に必要になるだろうからと貰ったもの。彼女の千年の想いと魂が宿っており、魔王の力を封じる。ウェイトレス→大勇者→天使→闘士→盗賊、そして勇者のもとへと渡った。
 その後複製され、多くの人造勇者たちを救う(キバの着けている指輪は、勇者が(錬金に不慣れだったこともあって)5年かけて錬金したもの。カブトや影月の指輪も勇者が作ったものだと推察される)。
 その他、勇者が(茶肌(別ルート)と戦う)盗賊に力を貸している際に、この指輪が赤く光る描写がある。
 
勇者(魔王)人形
 銀蜘蛛・桃鳥・茶肌・腹黒・ヤミ、そして蝿男の六体。
 本来の彼らに比べると少し弱体化しているとのこと。ウェイトレスは魔王の骨を介して彼らを操る。
 ウェイトレスが魔王の力を分割した後しばらく(800年ほどか)して、合体などを防ぐ目的でそれぞれを隔離して眠らせる。そしていずれも大勇者パーティによって再び眠らされた。
天使人形
 レベル7魔法相当のレーザーを(普通に)連射できると思われる。防御力も凄まじい。
 ウェイトレスとの詳しい関係は不明。彼女は赤姫の名前を知っているようだが、大勇者への手紙のなかで「砂漠の聖域で900年くらいずっと1人で暮らしていた」と言っているので、ウェイトレスと「赤姫」の長い付き合いは無いのかもしれない。
 
(ウェイトレスの)ガルーダ
 飛行能力を持つ。
 モンスターだと思われる。
 
 
 
大勇者
 『脳筋』『魔王』
 歴代最強の勇者と称される超人的な闘士。大剣士は相棒。
 ウェイトレスの夫。竜を倒す男の次男。聖騎士の弟。
 王国・東の地域(勇募~アイ募の頃は、東の王国の領土)出身。お人好し、大優者。筋肉質な大男。金髪だと思われる。勇者の使命だけでは戦えないほどウェイトレスのことが好き。彼女から贈られた手紙を大切にしていた。
 第八代目勇者。大勇者パーティのリーダー。竜種が好物。
 
 仲間たちとともに獣・知・闇・蝿の4体の魔王を倒し、さらには(大勇者はあまり役に立ってなかったが)火の魔王(桃鳥)をも撃破。その後の祝勝会で、「魔王討伐の危険な旅を止めて、あとは他の人たちに任せるように」と言うウェイトレスへの反論の流れのままに全ての魔王を倒し尽くすことを宣言。そしてウェイトレスと2人きりになった後に、彼女とある約束を交わす。
 休息もそこそこに最後の魔王のもとへと旅立ち、ウェイトレスが早起きして作ってくれてしまったお弁当のせいで大変なことになりながらも鋼山に辿り着き、鋼の魔王(銀蜘蛛)と対峙。開始早々に大魔法使い・大賢者がやられてしまうも、大盗賊・大剣士との連携の末に放った奥義・勇者パンチで鋼の魔王を撃破。最期に赤の剣(ミサイル)を発動されてしまうが、兄・竜騎士(聖騎士)のおかげで事無きを得、遂に六体全ての魔王を倒す。
 だが、その帰り道に殺気立つ亜人王の軍勢が王都へと向かっているところに出くわし、我を失っている亜人王の怒りを鎮めるために彼と拳を交える。またしても助けに現れた竜騎士と共闘してボロボロになりながらも亜人王を落ち着かせ、仲間たちの奮戦や大剣士の執り成しもあって戦争寸前の状況を収束させる。
 そして、ようやく東の町に凱旋、人々からの大歓迎を受ける。その後、異様な雰囲気の王都を進んでいき、行きつけの酒場でウェイトレスと再会、彼女が魔王であることを悟る。そして彼女から手紙を受け取った後に、ゾンビのようになってしまった王都民たちを葬り、大剣士に代わって仇を討つためにも手紙に記された砂漠の聖域へ仲間とともに向かう。死の砂漠という難所ではあったが、その一帯を熟知する大盗賊の存在に加え、亜人王の助けもあって目的地へと歩を進める。
 だがそこへ、王座と名声を狙う第二王子の率いる軍勢が追手として現れる。仲間たちに促されながらその場を彼らに任せ、自身は砂漠の聖域へと向かい、強敵だらけの難所をたった1人で進んでいく。
 そして、最深部にてウェイトレスと再会。お互いの想いを伝えあい、彼女との結婚式に臨む。天使・ウェイトレスの凄まじい攻撃を拳と気合で吹き飛ばし、彼女たちの攻撃を読みきってギリギリでかわして一撃を入れ、予想外の早さで戦いは終わる。悲劇的な結末に落胆する大勇者だったが、ウェイトレスから励まされながら彼女の千年の想いが宿る指輪を贈られ、世界を救うことを妻に誓って彼女と別れた。
 ウェイトレスの前では「お前の意思を継ぐ」と答えたが、彼女への想いから指輪を着けることはできずにそれを天使に預ける。その後、再会した大剣士・大賢者と無謀とも言える約束を交わして別れ、自身は魔王化と闘いながら世界中の争いを止めるために戦い続けるという苦難に満ちた道を行く。
 そして、心身を削り続けた末に疲れ果てた大勇者は、ウェイトレスと交わした約束への何度目かも分からない後悔をしながら、大魔法使い・大盗賊、そしてトリガーに諭されるように魔王となる。それは、ちょうど(大剣士・大賢者との)約束の五十年が経った頃だった。
 
 程なくして、魔王城にて相棒・大剣士の娘、勇者と対峙。お互いの関係について語りながら、勇者の力を失いかけていた彼女を圧倒するも、ワーウルフとの戦いを終えた勇者パーティが助けに現れる。そして、彼らの連携の末に赤の手紙を盗賊に盗まれてしまい、最期は勇者・盗賊の結婚を仲立ちするようにして笑いながら亡くなった。
 
 修練の塔では八階で登場。ポニテの挑戦を受けて彼女とのタイマン戦に臨む。その超人的な武術、さらには戦いの最中に編み出した対魔の拳でポニテを圧倒し、結果的に彼女に自分の役割を教える。しかし、対人チート級のアッシュには敵わずに彼の技を讃えながら敗北。ツインテの回復魔法を大賢者レベルと評して三人と別れた。
 
 みんなの幸せのために拳を振るい、その精神をあのトリガーからも絶賛された稀代のお人好し、そしてまさに大勇者。
 
   「……最深部か……壁も床も緑色に光ってら。綺麗だな」
 
     
 
指パッチン百連撃
 指パッチンの百連撃。目も眩む閃光。
(対魔の拳)
 魔力体にも有効な拳撃。(本質的には)魔力切りと同じものかもしれない。
剛拳百連撃
 指パッチンの数百倍の威力を持つ剛拳の雨霰。
孤軍奮闘
 単独での戦いでより奮起する。条件的な常時発動スキルだと思われる。
超逆境
 武の真髄。逆境のなかで底力を発揮する。聖騎士・大勇者の一族が得意とするスキル。条件的な常時発動スキルだと思われる。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
勇者パンチ
 大勇者の奥義。渾身の魔力を込めて放つ純粋なる拳撃。その衝撃を相手の内部に集約させてなお、その衝撃波で山をも消し飛ばす。
 
赤の手紙
 ウェイトレスの想いが記された手紙。大勇者が最期まで大切にしていたもの。
 
 
 
勇者
 『貧乳』『魔王勇者』『彼女』『嫁』『少女』
 貧乳オブ貧乳。下水道の少女。
 盗賊の妻。時の一族。占師の孫。一号は祖父のような存在。大剣士・(大剣士の)妃の娘。カブト・占隊長のいとこ。ポニテの母親。
 王国出身。かわいい女の子。赤髪。赤マント。ド貧乳。年齢不詳、勇募の頃で27才くらい。
 第九代目勇者。勇者パーティの一員。師匠は大賢者。「父」・大剣士の大剣とともに戦う。夫から贈られた、(ウェイトレスの)指輪を装着。
 
   「ちょっと変わってるけど……いい名前。名前付けるの、盗賊に任せて良かったな」
 
     
 
六色剣
 六つの属性を付与した剣の生成。六つの属性を付与した剣撃。
全方位逆転バリアー
 全方位からの攻撃を反射させる。
必中
 攻撃を必ず命中させる。
アリスパーティ
 自身の魔力を分散して、「盗賊・賢者・魔法使い・闘士」を模したモンスター「チェシャ猫・白兎・帽子屋・三月兎」を生成して召喚する。
 彼らが融合するとジャバウォックになる。
ジャバウォック
 チェシャ猫・白兎・帽子屋・三月兎が融合した姿。敵を追尾する炎を吐き出す。
 魔獣のような頭部。黒光りのガチムチ。一人称はぼくアッチィ!!ちん。ブラボー!
テレパシー
 心の声での対話を可能にする。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
勇者スラッシュ
 勇者の奥義。六つの属性を付与した剣撃。
勇者スラッシュ・連
 勇者の奥義。勇者スラッシュの流れから(一回転して)放たれる連撃。
スーパー勇者スラッシュ
 合体奥義。巨大な光の剣。ウェディングケーキ両断剣。作中では、多くの仲間たちの魔力供給を受けて放たれた。
魔王スラッシュ
 魔王化が進む勇者が放った奥義。漆黒の大剣。六つの属性を付与した剣撃。
募集剣
 始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。
 
(大剣士の)大剣
 大剣士が愛用し、娘の勇者に受け継がれた金剛の大剣。大勇者との約束を二度果たした名剣。
(ウェイトレスの)指輪
 輝石の指輪。ウェイトレスが弟に、普通の女の子に戻った時に必要になるだろうからと貰ったもの。彼女の千年の想いと魂が宿っており、魔王の力を封じる。ウェイトレス→大勇者→天使→闘士→盗賊、そして勇者のもとへと渡った。
 その後複製され、多くの人造勇者たちを救う(キバの着けている指輪は、勇者が(錬金に不慣れだったこともあって)5年かけて錬金したもの。カブトや影月の指輪も勇者が作ったものだと推察される)。
 その他、勇者が(茶肌(別ルート)と戦う)盗賊に力を貸している際に、この指輪が赤く光る描写がある。
姿隠しの仮面
 装備者の姿をランダムに変化させる。さらに、装備者を索敵にかからなくする。
 
(勇者家の)グリフォン
 勇者・ポニテ・ツインテ・アッシュ・レン・ハイ・ユニちゃんの7人(6人+1匹)を乗せても飛べる様子。
 巨大なモンスター。羽。イエス、マムッ!
 飛行能力を持つ。祖父を亡くしている様子。
 
 
 
十代目
 芸術の域にまで達した剣術は、あの聖騎士が見惚れたほど。
 聖人と言っていいほどの高潔さ。猫亜人三大希少種・蒼天、大地や風などの自然とも話すことができる。酒募の頃で、少年。イケメン。青髪。短めの青マント。鎧使いのことが好きな様子。グーパン×5。
 第十代目勇者。十代目パーティのリーダー。細身の剣を扱う。
 
   「言って納得するはずもないか。いいだろう。ならば、こい」
 
     
 
猫亜人三大希少種
 猫亜人の三大希少種。白雪・紅蓮・蒼天の三種で、それぞれが特別な力を持つ。
 生ける宝石とも呼ばれるが、彼らの境遇はそんなに綺麗なものではない。
蒼天
 透きとおるような蒼々。大地や風などの自然とも話すことができる。
 
六色剣
 六つの属性を付与した剣の生成。六つの属性を付与した剣撃。
防御剣
 剣を鉱石のようなもので覆って防御する。土属性特有のスキルか。
供給要請
 魔法陣を描くことで発動。周囲の自然から力を受け取る。供給される力の大きさに応じた負荷が掛かる。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
勇者バスター
 十代目の奥義。銀色に輝く極太の閃光を放つ。
募集剣
 始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。
 
ピューイ
 風のピューイ。ユー・十代目・ハイ・ユニちゃん・ツインテ・フォーテの6人(5人+1匹)を乗せても飛べる様子。
 モンスター。大きなロック鳥。
 
 
 
ハイ
 『配達屋』
 運命の子。幻の職業・レベル。
 奴隷王の双子の姉。
 出身地は自分でも分からない。麗しい女性。ジト目。ユニちゃんに乗れる。アイ募の頃で27才くらい。アッシュのことが好き。はい!
 第十代目勇者。新勇者パーティの一員。中央郵便局所属。ものつくり帝の名付け親。レベル1のハイは一般兵に(つまりマッスルひげにも)完封されるが、レベル3ならば国家の三傑に匹敵する。ユニコーンのユニちゃんとともに戦う。
 
   「まだ貴方が救われていません」
 
     
 
レベル
 人の可能性。超レア職業。条件を満たしてレベルを上げ、転職しながら戦う。最も難しい職業とも言われる。
 レベルは1~4までで、レベル内の職業は六つ(職種は人によって違う)。制限時間内であれば、一度条件を満たした職業への転職は自由。制限時間を過ぎるとレベル1に戻る。
レベル1・配達屋
 配送術に長ける。
 武器はパチンコ。
レベル2・騎士
 騎乗術に長ける。騎乗するものと互いに力を高め合う。
 転職の条件は、ファーストヒット(を与えること)。鎧を身に纏う。武器はランス・盾。
レベル2・盾士
 盾術に長ける。
 転職の条件は、ファーストダメージ(を受けること)。鎧を身に纏う。武器は巨大な盾。
 ユニコーンシールド
  盾と化したユニちゃんが攻撃を跳ね返す。
レベル3・銃士
 銃術に長ける。
 転職の条件は、自分がピンチ(体力が1/3程度まで下がる)になること。カウガールな衣装を身に纏う。武器は銃。
 アンチマテリアルライフル
  (ゴーレムなどの)物体への特効力を持つライフルの生成。(ゴーレムなどの)物体への特効力を持つ銃撃。
 爆発弾
  爆発する弾丸を撃ち込む。
 ユニコーンバスター
  大砲と化したユニちゃんから放たれる砲撃。
 ロックオン
  標的を的確に捉える。
 効果付与
  攻撃などに力を付与する。
  切断
   切断の効果を付与する。
レベル3・賢者
 魔力・治癒魔法に長ける。
 転職の条件は、自分以外のパーティメンバーが一人でもピンチ(体力が1/3程度まで下がる)になること。少しエッチな賢者な衣装を身に纏う。
レベル4・勇者
 全ステータスが高いうえに(認識次第で)全属性を扱え、さらには魔族・魔王に対する特効力を持つ。(正式な)勇者は同時に二人以上存在できないとされる。
 転職の条件は、自分のパーティがピンチ(パーティメンバーの総体力が1/5程度まで下がる)になること。灰色の鎧を身に纏う。武器はパイルバンカー。
 勇者ショット
  ハイの奥義。パイルバンカーと化したユニちゃんから放たれる砲撃。
 ダブル勇者ショット
  ハイの奥義。パイルバンカーと化した、ユニちゃん・バイちゃんから放たれる砲撃。
 募集剣
  始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。
 
観察眼
 相手の実態を明らかにし、本質などを見抜く。眼がぺかーっと光る。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
(コンティニューの)懐中時計
 時の一族の長・占師が生涯をかけて完成させた時の秘宝。コンティニュー(時間遡行)を可能にする力を持つ。見たこともない文字が書いてある。
 
ユニちゃん
 ハイの愛獣。ハイとの共闘では、盾や大砲、パイルバンカーなどへと変形する。
 プラトニックな女性のみが騎乗を許される。幻獣(モンスターか)。ユニコーン。
 
 
 
真勇者
 真の最強を知る勇者。ツインテ・アッシュ・ポニテが融合した姿。
 トリプルテール。一人称、それは、余だ!
 第十代目勇者。託されし者。超魔王に次ぐ戦闘力か。武器は二振りの剣。
 
   「最強のエネルギー、それは、愛だ!」
 
       
 
X斬り
 十文字の斬撃。
虹色剣
 調和した音楽のように美しく輝く剣。七つの属性を付与した剣の生成。七つの属性を付与した剣撃。
精霊化
 魔力体へと自在に変化する。
 死の光・炎の翼、SOF<スピリットオブフレイム>を経て、より自在に精霊化できるようになったのかもしれない。
魔力変換炉
 超レアスキル。身体の維持に使用する以外のエネルギーを全て魔力に変換する。常時発動スキル。
 ポニテの魔力変換炉は、通常のものとは性質がだいぶ異なるようで、ポニテはそれを応用して精霊化を行っているとのこと。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
絶対回復領域
 真勇者の奥義。瞬時に傷を全回復させるフィールドを展開する。回復の際には相手の癖などを読み取る。
募集剣
 始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。