古代人・古代ロボット

Last-modified: Tue, 23 Nov 2021 20:01:29 JST (887d)
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古代人
 勇募~アイ募の時代から遥か昔(6万年ほど前まで)に生きていた人々。
 老いや寿命、病気などを克服し、さらには数千年もの間、技術が毛ほども進歩しなくなったことで人類という種を極めたと考えるようになり、今後の衰退や何かによって滅ぼされることを嫌って、自分たち自身で有終の美を飾って終焉を迎える。
 だが、あのトリガーでさえ、時間遡行が可能であることを知らなかったほか、時おり人の力に驚嘆しているので、彼らの考えは誤りであったと言っていいのかもしれない。
 また、少年(ユー)や赤姫のように、新たな星での生活に胸を膨らませる人々もいたが、それを許さない大統領の策略とトリガーの想いが重なり、彼らはモンスターへと変質させられる。
 大多数の古代人たち(少年(ユー)曰く、全人口の98%が賛成らしいけど嘘だと思う)が終焉を望んでいたようであるが、新たな星への移住を望んだ者も一定数いたようである(艦隊2船分くらいか)。
 作中で回想以外で登場するのは、ユー・赤姫・大統領の3人だけだと思われる。
 
古代ロボット
 古代人たちと共に生きていたロボット。
 Qやトーレ、テンテンなど、非常に高度な能力を持つロボットが登場する。
 
 
 
ユー
 『少年』
 始まりの勇者。魔力を発明する。
 古代人。黄金の鎧(作・姫)。マント。「……」。b
 勇者の起源。原初の勇者。ルートの力を使う。特に防御力に優れる。武器は二振りのレイピア。赤姫と仲が良い。
 
 勇募の頃より遥か昔、赤姫やエセックス艦長らとともに新たな惑星(現代人たちの住む地球)での生活を希望したものの、大統領の罠によってトリガーと戦うことになり、二対の剣と自らが発明した魔(を打ち倒す)力を駆使して、異次元の存在と言っていい相手に奮闘するが及ばず、敬意を持って勇者と称えられながら(他宇宙なども含めた?)様々な時空に散らされる。
 
 その後Qの尽力もあって、散らされた魂が少しずつ結集し、ハイ達が最終決戦(失われた王国)を越えた後、Qの呼びかけに応じて現れ、6万年ほどの時を経て復活。そしてハイとともに時を遡り、ハッピーエンドを手にするために共闘。
 失われた王国で盗賊と合流し、始めに黄金王国の協力を得るために共に尽力。
 そして、北の王国での魔王軍との戦いでは、自身の防御力と対魔の力でカトブレパス・ニンフを圧倒、撃破。
 続く魔王勇者(別ルート)との戦いでは、奥義・勇者ラッシュで魔王城を破壊した後にルートの力を駆使して魔王勇者(別ルート)を追い詰めるが、ウェンディゴの助太刀によってあと一歩及ばず。その後、勇者が仲間達から魔力供給を受けて合体奥義・スーパー勇者スラッシュを放った際には、勇者・盗賊が魔王勇者(別ルート)の魔力球に押し込まれるなか、満身創痍でレイピアを放ち、北の王国の危機を救う。
 闇競売場では、フォーテとのルート対決を制すなど、活躍。
 東の王国へ進行した際には、歴戦の英雄・剣豪と手を合わせる。
 その後の腹黒(別ルート)との戦いでは、彼の放った魔力砲に、賢帝や東の王国兵たちが防御魔法で対抗するなか、勇者ラッシュを放って彼らの魔力障壁ごと魔力砲を吹き飛ばし、東の王国の窮地を救う。
 最終決戦(東の王国)では、ビィを担当。ビィの異次元な攻撃から身を挺してハイを守り、彼女が時間遡行を図ろうとした際には声無き言葉で説得し、後の募集剣に繋げる。
 続く因縁の大統領(超魔王)との戦いでは、自身とフォーテのルートの力を駆使して奮闘。
 最後は、五人の勇者の一人として募集剣を放ち、仲間達とともに正しき未来を勝ち取る。そして、力を使い果たしたユーは、仲間たちに未来を任せながら人知れずどこかへと去っていく。
 
 苦難を越え、時空を超えて舞い戻り、遂には魔を討ち果たした元祖勇者。
 
   「……今こそ、終わらせる時だ、魔王」
 
        
 
ルートの力
 運命ブレイカー。自分の望む未来を引き寄せる。
 少年(ユー)はトリガーのコアに触れたことで、この力を得た。
 
二段突き
 二段を突く攻撃。
防御剣
 剣を鉱石のようなもので覆って防御する。土属性特有のスキルか。
効果付与
 攻撃などに力を付与する。
武器破壊
 相手の武器を破壊する効果を付与する。
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
勇者ラッシュ
 ユーの奥義。幾千もの光の筋。
募集剣
 始終奥義。全てを超えるように無色に輝く巨大な剣。五人の勇者が放った人類の愛。
 
赤の剣
 ファイナルウェポン。少年(ユー)の家の家宝。
 ミサイルに変形した場合は、問答無用の破壊兵器だと思われる。ミサイルが発射されてから発動するまでに時間があるようで、その間に対処することも可能。
青の剣
 ファイナルウェポン。コアの使用キー。少年(ユー)の家の家宝。
 
 
 
赤姫
 『天使』
 古代人類の姫。天使時は凄まじい戦闘力、赤姫時は凄まじい情報力。
 大統領の娘。勇者の先祖のような存在。
 古代人。少女。ドレス。年齢不詳。不老不死。汝、そなたは何を求める?
 天使時は、飛行能力か。ユーと仲が良い。執事(トリガー)の友人。
 
   「……さぁ、私達に出来ることは、全てやったよ……」
 
 
 
トリガー
 『執事』『男の子』『巻き角の青年』
 全知全能をも思わせる存在。赤姫の友・執事がトリガーシステムの影響を受けた姿。
 作中一混沌とした人物かもしれない。古代ロボット。人間の男の子の姿(勇募の頃で、少年の姿。酒募の頃で、青年の姿)。頭に角。
 初代魔王。人類の黄金の歴史を護る者。人類最後の希望の鐘。トリガー自身の耐久力はあまり高くないようで、実力者の奥義などで充分に倒せる様子。
 
   「は……ははは……こんなことを言ってきたのは、君が初めてだよ……」
 
テレパシー
 心の声での対話を可能にする。
ルートの力
 自分の望む未来を引き寄せる。
 トリガーは作中で、(自分の創った)別ルートの人物を召喚する離れ業をやってのけている。
 
 
 
 ハイが読んだSSの作者。
 古代ロボット。
 執事(トリガー)と仲が良かった。
 
   この時を待っていたよ。
 
 
 
ウーノ
 テンテンの先輩。ドゥーエ曰く、汎用型の最高傑作(多分)。
 機械三姉妹の一体。
 お金持ちの令嬢風。古代ロボット。人間の女性のような容姿。ですわ。
 機械三姉妹のリーダー。研究員主導で復元された。飛行能力を持つ。
 
   <どうやら向こう様は局所特化らしいですわね>
 
アンチマジックフィールド
 魔法を封じるフィールドを展開する。
 
 
 
ドゥーエ
 テンテンの先輩。ドゥーエ曰く、汎用型の最高傑作(多分)。
 機械三姉妹の一体。
 妹属性。古代ロボット。人間の女性のような容姿。髪飾りのボンボン。
 研究員主導で復元された。飛行能力を持つ。
 
   <そうみたいね。新型だからといって絶対に強いわけじゃないよ>
 
アンチスキルフィールド
 スキルを封じるフィールドを展開する。
 
 
 
トーレ
 テンテンの先輩。ドゥーエ曰く、汎用型の最高傑作(多分)。
 機械三姉妹の一体。
 ちょっと大人しめな、幼なじみの同級生風。古代ロボット。人間の女性のような容姿。十代目のことが好きな様子。
 研究員主導で復元された。飛行能力を持つ。
 
   <まー、私達は汎用型の最高傑作だからね!多分!>
 
アンチオーギフィールド
 奥義を封じるフィールドを展開する。
 
 
 
テンテン
 『X-10』
 偉大なるアシモの(だいぶ)後輩。機械三姉妹の後輩。
 古代ロボット。対ケイ素生物B型機兵。アレ(もこもことの戦闘)用に作られた。人間の女性のような容姿。チンチン。発光。しゃしゅちゅしょうち。
 三本角の一角。飛行能力を持つ。銀蜘蛛とは旧知の仲か。包帯女や義足と仲が良い。
 
   「あぁ。残り香だけを残して……消えてしまったようだ」
 
モード・背水の陣
 特攻用の形態。自分の機体の、攻撃に必要ない部分をエネルギーに変換して加速力などを高める。
 
 
 
銀蜘蛛
 現人類の父。セーブデータの解放者。
 古代ロボット。四足歩行の蜘蛛型ロボット。人外少女が海辺で拾った、おもちゃの王冠を大切にしていた。ロボット風ナクチョウダヨ。
 初代勇者。元々はテラフォーミングを担当。機体の表面にある特殊な凹凸の効果も相俟って、凄まじい防御性能を誇る。ガトリングやレーザー、ワイヤーなどの強力な兵装を用いるほか、ファイナルウェポンである赤の剣・青の剣を持つ。テンテンとは旧知の仲か。
 
 1人でいる人外少女を不憫に思い、彼女の仲間を増やすために一緒に旅に出る。なお、彼女がもこもこであることには気づいていなかった。
 セーブデータを解放するためにトリガーに戦いを挑み、秒殺した。
 
   「ソーダヨー。アソコニハエテルノモソッチニハエテルノモ、ゼーーンブボクガウエタンダ。アトカラオリテクル、オーナー達ノタメニ」
 
主人公補正
 限られた人物のみが持つとされる伝説のスキル。数多の物語を進めていく力。無理なことでもどうにかする最上位のスキル。常時発動スキルだと思われる。
 
赤の剣
 ファイナルウェポン。少年(ユー)の家の家宝。
 ミサイルに変形した場合は、問答無用の破壊兵器だと思われる。ミサイルが発射されてから発動するまでに時間があるようで、その間に対処することも可能。
青の剣
 ファイナルウェポン。コアの使用キー。少年(ユー)の家の家宝。
 
 
 
大統領
 『超魔王』
 古代人類の王。ノットラスボス。乗っ取らすボス(笑)。
 赤姫の父親。
 尊大。人類の衰退が許せない。自分を特別な存在とは思っていないようだが、現代人たちのことは「人類の汚点」として徹底的に軽蔑している。古代人。寄生虫・うじむし発言は自虐ネタだったのかもしれない、達観してるし。
 古代の大統領。ミスター尊大。尊大の極み。尊大卒。全盛期で引退したい派。超魔王時は、作中最強クラスの戦闘力。カラテの使い手。
 
 勇募の頃から遥か昔、老いや寿命などを克服したことに加えて人類の技術的進歩がほとんど無いことを理由に「人類という種を極めた」という考えを深めていき、人類の衰退や何かによって滅ぼされることを嫌って自分たち自身での幕引きを図る。
 だがそれだけではなく、多数の共感者がいることがそうさせたのか、自分たちの考えが絶対的なものだと思っていたようで、新たな惑星で暮らすつもりだった人々を抹殺する気で策を弄する(この狂気的な考えに賛同した者がどれほどいたかは不明)。
 だが、この目論見はトリガー(執事)の抵抗によって一応は食い止められ、さらには少年(ユー)やQ、銀蜘蛛たちが奮闘したことによって人類は復活した。
 
   「私は超魔王だ。かかってこい勇者どもよ」
 
ルートの力
 自分の望む未来を引き寄せる。
 
 
 
魔王トリガー
 ラスボス。トリガーから分離した、人類の終焉を望むトリガー。
 
   「……なら見せてみるがいいよ、その愛の力とやらをさぁ!」
 
ルートの力
 自分の望む未来を引き寄せる。